Kousen Now
Tsuyama NCT
内部からみた 津山高専の基本情報(随時更新)。
休まず勉強しましょう。

2005/08/01 久々にちょっと更新

専 攻科の情報はこちら / (c)Izuki M
正 式名称
(英語名)
津山 工業高等専門学校 ←まだいちおう国立なんでしょうか?英語名を見るとそうらしいですね。
Tsuyama National College of Technology
※ニュースで高専の正式名を言うアナウンサーはたいていかんでるよ うな気がするのですが。
 高専=高等専門学校ってきちんと言える人はかなり少ないみたい。
 あと、×工専→○高専のような気が・・・。
Web サイト 気になる 情報の大部分は公式サイトで知ることができます。
http://www.tsuyama-ct.ac.jp/ (メイン) http://www2.tsuyama-ct.ac.jp/ (ミラー)
目的の情報への行き先がわからないときはNamazuによる全文検索でご勘弁を。
概 要
各種のも のづくりに必要な工学の知識や実際の技術を中学卒業後の5年間で 身 につけるための高等教育機関。
いちおう技術者になるための学校。学生の9割以上は男子。半数弱は校 内の寮で生活。
津山に2つしかない高等教育機関のうちのひとつが津山高専である。
もう一つは美作大学(旧美作女子大学)で、こちらにはもうすぐ大学 院ができるらしい。
学生教育のみならず、津山地域の産業発展に何らかの形で貢献するという性格も強くなっている。
卒業すると準学士(工学)を名乗ることができ、就職はもちろ ん専攻科や 他大学で勉強を継続することも可能。
本 科に入学
するには
今年度か らアドミッションポリシーと いうのが公開されました。要は入学者に求められる用件をかんたんに文書化したもの。公式サイトでチェック可能なので必ず見た上でぜひ入学のご検討を。ただ バイクに乗れるからというだけで入るべからず。
1.推薦入試
 出身中学校長の推薦が必要。(1)5段階評定の9科目合計が36以上(2)5段階評定の9科目合計が34以上かつ数学・理科2科目合計が9以上でないと 受験することができない。調査書・面接のみで合否を内定。
2.一般入試
 5教科の試験を行い合否を決定。
3.編入学試験
 高校3年から高専4年への編入学者を受け入れるための入試。夏休みに行われる。
4.他国からの留学
 アジア諸国の学生を留学生として第3学年に受け入れている。
所 在地
〒708 -8509 岡山県津山市沼624-1
津山市は岡山県の第3の都市(人口:合 併前9万→合 併後11万)で、北部に位置する (岡山と鳥取のほぼ中間)。
津山周辺にはたたら(古代の製鉄)の遺構が多く存在している。この近辺は古代から重要な場所だったらしい。
1604年、森忠政が市内中央に位置する鶴山に築城を開始、1616年に津山 城が完成した。
津山藩の城下町だった江戸時代のおわりごろから学問(洋学)の街として有名らしい。
また音楽の街としても(とある都合上)有名。
津山高専は市街地を見渡せる丘(それとも山?)の上にある。
東 京・大阪から
(鉄路)
東海道・ 山陽新幹線を岡山駅で下車(東京から約3時間半、大阪から約1時間強)。
岡山駅16番線の津山線ホームより乗車、快速(ことぶき)で1時間強、各駅停車で約1時間20分。
したがって東京から約5時間、大阪から約2時間半。
※大阪・京都からは高速バスもあります。乗り換えも なく、なかなか快適らしいです(平日は)
 そういえば東京からも夜行があります。往復だとさらにお得。
学 校への
アクセス
JR津 山駅を下車したら
 津山駅は津山線・因美線(岡山・鳥取方 面)・姫新線(姫路・新見方面)の乗り入れ る津山の玄関口。東京・大阪方面から高速バスも乗り入れている。津山駅より高専方面へ路線バスあり。中鉄バススポーツセンター行き沼住居跡入口(津山高専入 口)下車(270円、所要時間 約20分)、南へ進むと通用門へ。黄色のタクシーの場合は1500円也(約15分)。学生の大部分は自転車を利用。駅の無料駐輪場では自転車はおろか、 「サドル」(自転車の座席部分)が盗まれるこ ともしばしば。なので有料の駐輪場(自転車預かり)に置く学生もいる。最近では姫新・因美両線の減便により、バイク通学をする学生も増えている(ちなみに 一本乗り逃すと次 の列車まで1時間半)。

もっと詳しい地図等の情報は公式Webを参照。
学 校周 辺の
道路
高専は山 の上にある=どこから行こうとしても上り坂。周辺道路は広くないのですれ違いに困った挙句、車が溝にはまって脱輪することもある。あと、積雪時 には坂 を登れず立ち往生する車もよく見受けられる(事故に注意!)。 通用門・沼住居跡周辺では一時停止・シートベルト等の取締りをたびたびやっていて、学生もよく捕まっている(らしい)。
峠 越え
大げさか もしれないが、東から高専に来ようと思うと切り通しの峠を越えなければならない。この道は道幅も狭く、峠の頂上付近では車の離合に非常に苦労する(幼 稚園バスも通る)。下手をすると溝にはまることも。凍結時にはさらに事故も起こりやすくなる。昼間でもヘッドライトオン推奨。
※ 自動車で通行する方はもっと譲り合いましょう。
正 門
高専の敷 地西側にある門。正面に月ぎめ駐車場がある。
平日のAM8:00〜PM5:00まで利用可能(以降閉鎖)。
通 用門
高専の敷 地北側にある門。
県道に面しているが、一時停止が普通の交差点と違うので注意(パトカーor白バイが潜んでいることも)。
ちなみに通用門北側は駐停車禁止(パトカーはどうなんだろう?)。
PM10:00以降は閉鎖。休日も開いているが年末年始・盆は終日閉鎖。
駐 車場
(校内)
■敷地北 側(情報・電子制御・専攻科棟北側)
■敷地中央(ハンドボールコート西側)
■正門脇(噴水西側) ← 正式には外来用駐車場という
■正面玄関前 ← 公用車専用(横付け用スペース)
長時間校内の駐車場に無断で止めた場合、輪止めされる場合があるので注意。
学生課(友朋会館1F)で入構許可証を受け取り、車内の見える 場所に掲示しなければならない。
近 くにある
目印?
(近い順)
■東方面
 津山陸上競技場(アイ ススケートリンク2004-05シーズンは休業だそうです残 念)、津山ブックセンター志戸部店、中島書店、マリンポリス(回転寿司)
■西方面
 ファミリーマート津山沼店(みんな助かってます)、小山 石 油店(セルフスタンド)、FLEX Gallary(インテリア・雑貨)
 ※柳通り方面から来る方へ:ファミリーマートの反対側に新しく案内標識があるのでチェック。
   ファミリーマート前では死亡事故もあったらしいです。確かにけっこう危ない。
■南方面
 弥生が丘(老人保健施設)、ハピッシュ志戸部店(旧アイム天満屋志戸部店)、マルイ志戸部店、さくらカメラ志戸部店
■北方面
 弥生の里文化財センター・沼弥生住居跡、スポーツセンター(市営球場・サッカー場ほか)、沼自動車学校、津山市立北陵中学校、津山市立中道中学校
トッ プページ
トップ ページは数年前の学生のデザインらしい。そろそろ変わるんでしょうか。
津山高専の最新ニュースが一定期間(比較的長期間)表示されている。
ただ、最近はトップページに乗るようなネタも少なくなってきているのだろうか・・・誰かネタ作ってください。
※ときたま最新ニュースが2つ載ることも。
学 科の変遷
1963 年 機械工学科2学級、電気工学科1学級でスタート
1967年 金属工学科1学級を設置
1986年 金属工学科1学級を情報工学科1学級に改組
1991年 機械工学科2学級を機械工学科1学級と電子制御工学科1学級に改組
1998年 専攻科設置
2003年 電気工学科を電気電子工学科に名称変更
2004年  独立行政法人国立高等専門学校機構の管轄に
現 在の
学科と定員
電子制御 工学科以外の学科は各科の公式ホームページを持っているので、そちらも参照のこと。
電子制御工学科のページも完成した模様。
■機械工 学科 1学級 定員40名
 機械だけではなくバイオの研究もあるらしい。あと竹資源の研究とかも・・・。
■電気電子工学科(旧名電気工学科) 1学級 定員40名
 電気と一言で言っても回路とか通信とか半導体とか・・・なんとなく半導体が強そう。
■電子制御工学科 1学級 定員40名
 ロボットがすべて(メイン)というわけでもない。機械・電気・電子・情報といろいろ勉強する。
■情報工学科 1学級 定員40名
 コンピュータをハードウェア(本体)とソフトウェアの両面から工学する。当然電気関係も勉強する。
学 科選択上の
注意
第一希望 を情報、第二希望を電子制御にしようと考えている人も意外といるかもしれないが、この選択ははっきり言って非常に危険な選択であると思われる。電子制御は 名前に電子とはつくものの、機械のほうに近いものと考えたほうがよい。学科を選ぶ際には下の専攻科についても参考することもできる。むやみに第二・第三希 望まで書くものではないのでは。
ちなみに情報工学科の英語名はElectoronics and Computer Engineering Course(日本語に正確に訳せば電子情報工学科)とのこと。電気・電子系科目もがんばってやりなさいっ てことらしい。パソコンで事務処理その他だけと思っていたら大間違い(というかぜんぜん違う)。
一 日体験入学
毎年8月 下旬に2日間行われる(どちらの日も内容は同じ)。
各学科の見学や体験・寮など各施設の見学ができる。
入 学試験
推薦入試 (1月末)と一般入試(2月下旬)がある。
一般入試の際、第三希望まで学科を記入することが認められている(あまりおすすめではない)。
受験料は 16,500円。
推 薦入試
1月末の 火曜日。集団面 接。学生3人に対し面接官3人。
定員の3〜4割がこの試験で内定する。
一 般入試
2月第3 もしくは第4日曜日。津山・岡山・笠岡・新見(なくなりました)の 3ヶ所で行わ れる。
教科はもちろん5教科。第3希望まで認められるのはこの一般入試のみ。
最近の倍率は以前ほど高くないのではないかと。
※一般入試当日は校内への立ち入り制限(通学生のみ?)が実施される予定
推 薦入試の
その後
残念なこ とに推薦入試で入学することのできた人間が必ずしも高専の中で「成績・行状=優秀」というわけではない。推薦で合格したからといって勉強に対する努力を怠 るべきではない。
授 業料等
入学料  84,600円
授業料 228,000円→平成17年度より234,600円(年 額、前後期に分けて納付) ←国立大授業料の約半分!
入学料・授業料については免除等の制度がある。
標 準服
平成12 年度(2000年4月)より制服が廃止され、それに変わるものとして標準服に関する規定がなされた。
 男子学生:冬 黒の詰襟学生服(ボタンのみ高専仕様)/夏 カッターシャツもしくは開襟シャツ
 女子学生:冬 紺のブレザー・スカート/夏 セーラー
あくまでも標準服であるので、学生としてふさわしいとされる範囲内であれば私 服でよい。
標準服を着用しているのは第3学年までである。
制服廃止の影響がさらに拍車をかけたのか、服装の乱れが以前に増して顕著になっている。
年 中行事
4月 始 業式 入学式
5月 春季スポーツ大会
6月 前期中間テスト
7月下旬〜8月 休み前に大掃除→夏休み
9月 前期末テスト
10月 後期開始 NHKロボコン地 区予選
11月 弥生祭 秋季スポーツ大会 後期中間テスト
12月下旬〜1月上旬 冬休み
2月 学年末テスト
3月 春休み 卒業式 入学説明会・入学手続き
始 業式
始業式は 年度の初めのみ。その他の休み明け初日は通常授業。学年によってはテストがあることも。
入 学式
敷地内の 第2体育館で行われる。
教 科書販売
本科の新 1年生は入学手続きの日、その他の学年は始業式の日のホームルーム終了後にある。
先輩後輩の間で教科書のやり取りがあるので、うまく教科書代を節約している人もいる。
ここ何年か、購入直後の教科書を狙った窃盗事件が相次いでい る。盗んだ教科書はどうも換金しているようである。
教科書を盗まれないよう、もしくは盗まないようにすべし(特に後者は代償が大きい)。
夏 休み
小中学校 とほぼ同じ期間。7月下旬〜8月末まで。
主なイベントとしては、高専の体育大会(地方・全国)や部活の合宿・一日体験入学が行われる。
冬 休み
2001 年度までは小中学校の休みとほぼ同じだったのが、2002年度よりちょっと変わってきている。5年と専攻科生は今までどおりの休みだが、1〜4年は冬休み 前に1週間ほど補講期間が組まれている(留年防止策?)。なので、単位を落とす可能性のない1〜4年の学生は冬休みが実質1週間長くなっている。
天 候による
臨時休校?
暴風警報 が出たりしても休校になることはまずなかった(少なくとも過去5年はなかった)。
昭和末期には大雪で休校になったことがあるらしい。
警報が出ていても心して学校に行かなければならない。
ただし、交通路が不通になったりした場合には公認欠席(出席したものとみなす欠席)が認められる場合がある。
※ 2004年9月7日(18号)、2004年10月20日 (23号)、大型台風が昼間に接近したた め、授業打ち切り(過去10年くらいは記録なしの模様)。
卒 業式
3月15 日前後に行われる。場所は津山文化センター
卒業生には「準学士(工学)と証することを認める」と記された卒業証書(和文・英文)が授与される。
専攻科の修了証書授与式も同時に行われる。
卒業式終了後は昼食会そして晩には謝恩会。
成人式同様、最近では卒業式の厳粛さも徐々にかなり損なわれつつあるようだ(2005/03/15修 正)
最後に吹奏楽部の演奏するその年最も(?)はやってそうな曲に乗り、卒業生等は退場する。
したがって、退場するときは拍手ではなく手拍子で卒業生等を送る。
前 後期制
津山高専 では前後期制(前期4〜9月・後期10〜3月)を採用してい る。
当然定期試験もその区分にしたがって行われるので、ほかの高校とテストの時期が違ってくる。
時間割も前期と後期で変わることがある。
旧 カリと
新カリ
カリとは カリキュラム(教育課程)の略。
平成12年以降入学者用のカリキュラムを新カリ、それより前のものを旧カリという。
新カリの旧カリからの大きな変更点としては、勉強に対する努力を自然と促すような構成になっている点である。
したがって、学生の技術力は大きく向上してきているはずだが、必ずしもそう ではないらしい。
いくつか挙げると、
 ・資格試験の取得が単位として認定される
 ・落とした単位数ではなく修得した単位数によって進級を認定する
 ・合格ラインを50→60点へ変更
 ・低学年からの実験・演習などを特に重視 (そのほか随時追加)
新カリの卒業生は平成17年3月に旅立つ予定。4年から5年への進級が特に 難しいらしい。
※ 2004年、1〜5年がすべて新カリに。
ク ラス分け
新カリ導入以降
1年生のクラス(1-1・1-2・1-3・1-4)は各学科の学生が混ぜられたクラスとなっている。
一般科目は自分の混合学級で受け、専門科目の時間のみ、自分の専門授業のある教室へ移動して授業を受ける。
2年生以上は専門科目ごとにM-2(機械工学科2年)・E-2(電気電子工学科2年)・S -2(電子制御工学科2年)・C-2(情報工学科2年)という具合にクラス分けされてい る。
新カリ導入以前
全学年、専門科目でクラス分け。1-1(機械工学科1年)・1-2(電気工学科1年)・1 -3(電子制御工学科1年)・1-4(情報工学科1年)といった具合に分けられていた。5 年間クラス替えもないので、同学年の他の学科の友達ができにくい構造になっていた。
授 業時間割
新カリ導 入時より、1時間は50→45分になった。それに伴い休憩時 間が5→10分になっている。
1時限目、5時限目の開始はそれぞれ8:40、13:00。
授業は最長で8時限目まである(1年生は6時限まで)。
一日のはじめと終わりのホームルームはない。週1回の L.H.R.のみ(1〜3年)。
公立学校よりも前から完全週休二日制を導入。
昼 休み
いちおう 12:10〜13:00の50分間
授業が12:00に終わるクラスの場合は実質1時間の休憩。
チャ イム
そんなも のは存在しないので、各自で時計をチェックすること。
※12時にかすかに聞こえてくるのはおそらく美作大学のチャイム?
芸 術科目
(音楽)
1学年時 に週1時間、音楽の授業が組まれている。
講師は声楽家(バリトン)でもある岡山短大の助教授を招聘(非常勤、津山市出 身)。
歌うことを重視した授業が行われ、必ず最初にはピアノにあわせ発声練習ウ・ウ・オ・オ・・・をして いた(そして校歌)。
そして、外国曲は日本語の訳詞ではなく、原語(ドイツ語や英語)で歌唱をする。
教科書は絵本(まんが音楽史)で古代から中世くらいまでの音楽の歴史を学習する。
後期にはギターを練習し、弾き語り(これはフォーク?)の実技試験が行われる。
体 育
剣道
1年生で は4月から12月まで週1時間剣道がある。
防具は代々受け継がれている体育館の備え付けを使用。
持久走(散歩ではない)
冬季は持久走(全学年)。高専の外周(高低差10m前後?、約750m)を2〜4周走る。
第2体育館前→図書館前→車庫前→通用門→敷地外周→正門→第2体育館前で1周。
先生の目が届くのは車庫前までなので、それを過ぎると歩き始める学生がかなり多く見受けられるようになった。
それでも正門に差し掛かると再び走り始める(先生が見ているので)。
戻ってくるのが遅すぎるので最近では先生が心配して正門まで出 ることも。

学年が上になるにつれ体育の時間数は減少するの で体がなまりやすくなる。
その傾向はスポーツ大会の成績に現れてきてい るらしい。
卒 業研究
5年生に なると各学科教官の元に学生が配属され、決められた(もしくは自分で決めた)テーマに取り組む。
同じ学科でも研究室によりやっていることもやり方もさまざま(良い意味でも悪い意味でも)。
研究室によっては夏休みもがんばって研究に取り組むところもある。
普段の取り組みと2回の報告書・発表により合否を判定(学科により評価方法は異なるが落としてはだめ)。
締め切り間近になってやっと一生懸命取り組むという学生も少なからずいる一方で、学生によっては学会発表に行くこともある。
なかには企業その他との共同研究に関わったり、研究成果を特許として出願する学生もいる。
後悔しない研究室の選び方→先生をよくみて選ぶこと(自分のやり方と合うかどうか)。だそうです。
最近では独立行政法人化との関連か、各研究室に分配される研究費が大幅に減額されているようである(かなり切実)。
掲 示板
校舎内の 3ヵ所に学生向けの各種情報提供のため、掲示板が設置されている(学生課が管理)。
2004年4月より、液晶ディスプレイによる情報提供(掲示 板の電子化)が開始された。
配信される情報は、休講通知・学生呼び出し・そのほかのお知らせの3種に分類されている。
学生は入学すると同時に、時間割変更等各種の情報を1日1度はチェックするようになる(でないとやっていけない)。
最近は掲示板をよく見ていない学生が多いらしい ので、お叱りを受けている。
学生にとって特にありがたい情報はやはり「休講通知」らしい。
昔は「休講通知」が張り出されると、他の授業が入れられないようはがして持ち去る学生が少なからずいた。
でも、今は休講通知は必ずしも張り出されないのでそんなことはできなくなった。
定 期試験
定期試験 は前期中間(6月中旬)・前期末(9月下旬)・後期中間(11月下旬)・学年末(2月末ごろ)の年4回
日数は4〜8日前後。上の学年になるほど科目数が増える。
定 期試験の
ルール
■時間
科目によって45分もしくは90分。試験時間の半分を過ぎれば退室可能。
(余った時間を次の試験の対策に当てることが可能。)
■カンニング防止関係
机の中は空にし、試験に持込が許可されていないものはかばんの中もしくは床の上におく。
携帯電話等は電源を切った上で身から離しておく。
試験中にトイレに行った場合、試験官に記録される。
カンニングが発覚した場合、すべての科目の点数は0点となり無 期停学が課せられる(定期試験のみ?)。
それでも最近カンニングが増えているらしい(発覚すれば限りなく留年に近づくことに)。
■持ち込み可能物品
通常は筆記用具のみで、定規は不可。
試験科目によっては電卓やノート、さらには教科書の持込が許可されているものもある。
持込が許可されているものはとことん駆使してよいとのこと。
■試験のその後
JABEEの関係で答案もしくはそのコピーを一定期間保管することが義務付けられている。
そのため最近では答案が返却されないこともある。
単 位の認定
成績は各 教科ごとに試験・レポート(提出物)の出来等によって100点満点で算出される。
60点以上を取ればその単位の修得が認定される(合格)。そ れ以下は落第(不合格)。
当然出席時間数も関係あり。
資 格を取る
資格を取 るとそれが単位として認定してもらえる。ただし単位数に上限がある。
赤字は高専が試験会場となっている資格。
一般科目:実用英検TOEIC漢字検定数学検定、スポーツ審判員資格など
専門科目:危険物取扱者、情報処理技術者(基本情報技術者、ソフトウェア開発技 術者)など
留 年
当該学年 の所定の単位数を取ることができなかった場合、その学生は原級留置(留年)となる。
もし同じ学年で2度留年になった場合は退学。留年できるのはたしか3回まで(=最長8年在学可)。
他の高校と比較して全体の学生数が少ないことを考えても留年の率は高く なっている(高校比)。
3学年もしくは4学年で留年となるケースが多い。
特 別修了
大学等へ 進路変更する場合、第3学年の終わりまできっちり勉強すれば特別修了することができる。
高卒ならびに大学入学資格があることの証明として修了証書が授与される。
特別修了式は3月末に行われる(特別修了者がいる場合)。
体 育祭
体育祭は ない。春と秋の2回スポーツ大会(球技)が行われる。定番と なっているのはサッカー、バレーボール、バスケットボールなど。ドッヂボールが行われたことも あるが、判定が難しいことと、人数カウント時の不正が発覚したためかそれ以降行われていない。3位以内入賞で賞品がもらえる(2004年からどうもないら しい)。
毎回最後に必ず行われるのは25人でつなぐリレー。もちろん勝負だが最近ではネタの要素も・・・ちょっと廃れたらしい。
弥 生祭
津山高専 の学園祭。基本的に11月第一週末(文化の日と絡めることもある)に行われる。
1998年ごろまでは有名人を呼んでいたが、最近は呼ばない。軽音楽部のライブがメインイベントか。
ライブのゲストとしてOBのプロデビューしたバンドが呼ばれる。
模擬店はぼったくりの色が強くなってきたよう な気がするのは自分だけだろうか。もちろんすべてではない。
2004年の模擬店の数は20店舗以上。その他各展示会場でもカフェをやっていることも。
ごみ対策がしっかりなされつつある。紙容器の使用が徹底されている。
タバコ禁止のはずなのに吸ってる人が・・・。
校 内の
案内標識
2004 年3月末〜4月はじめにかけて、敷地内各所に各建物への案内標識が整備されている。
これで、はじめて来る人でもどこに行けばよいのかかなりわかりやすくなったのでは。
それでも、迷う人はかなり迷うらしい。
友 朋会館
通用門を 入って少しいったところにある3F建ての建物。何色って言えばいいんだろうか・・・黄土色?
 1F 学生課・保健室・売店など 喫煙 所も
 2F 食堂・非常勤講師室
 3F 教育支援センター・特別会議室・和室など
学 生課 教務係: 学生の出欠・成績などを取り扱う。
学生係:学生の福利厚生を扱う。
保 健室 友朋会館 1F。
病気や怪我だけでなく、カウンセリングルームが設置され精神面のケアにも対応する。
食 堂
(友朋会館)
主に通学 生と教官が利用する食堂。寮食堂と同じ業者が請け負っている。食券を買って利用する。
日替わりメニューはA定食(肉メイン?)・B定食(魚介メイン?)・日 替丼(曜日によって違う)の3種。
12:10 あたりが最も混雑する。タイムリミットは12:20前後か。
12:30になると残っているのは「カレーラーメン」くらいである。
上の学年になるほど利用し なくなる。
北側の席はいつも教官専用らしい。
お茶の濃度が少々高い(体によさそうな・・・)。
年末年始・盆の時期は休みになる(あたりまえ)。
人気の夏季限定メニュー:冷しうどん(200円)
売 店
(友朋会館)
開いてい る時間は8:00-15:30(試験中は時間短縮)。休み中は休業するらしい。
売っているものはパン・菓子・ドリンク・アイスクリーム類・ ちょっとした文房具・紙類など。
最近どうも取り扱い品目(在庫)が減ってきているようである。
その一方で秋・冬季のあんまん・肉まんの類が復活(2004年初め)。
10時台前半や昼の時間は混雑している。こちらも寮食堂と同じ業者が請け負っている。
現在売店の「おねえさん」を募集中ら しい(募集は終了した模様)。主に通学 生と教官が利用する。
売店員が新しくなったことに乗じてか、店員に対して暴言を吐く者が出てきているようである。
ファ ミリーマート
正式名称 「ファミリーマート津山沼店」。たしか1999年ごろにオープン。
友朋会館売店、まごころやに次ぐ津山高専の「第3の売店」。といっても高専の敷地内にあるわけではない。
平日昼になると多数の学生がここへ「下山(げざん)」してくる。おそらく高専関係者が現れない日はない。
自 動販売機
友朋会館 と図書館の間(主に通学生向け)と寮食堂前に設置されている。
飲料は通常の自販機より安いものの、なぜか寮にあるもの(100円)と通学 生向け(110円)で価格が違う。
寮にはカップめんやアイスクリームの自動販売機もある。

全部で5 棟ある。そのうち1棟は女子寮。基本的に二人で一部屋
通学生の立ち入りは基本的に認められていない。
第4寮 は近々大掛かりな改装工事をするらしい。
寮務の女性職員はいい人ぞろい(らしい)。
最近は人数が多すぎるので寮生の追い出しにかかっているらしい(気に入らない学生は追い出されるといううわさ)。
寮食堂前にはプレハブの売店があり、名前は「まごころや」。ラインアップになぜか栄養ドリンクが・・・。
風呂(共同)の入り方にもルールあり。
寮 の1年生
寮内で上 級生を見かけたときには必ずあいさつをする。
特定の場所に出入りするときには「失礼します」と言う。
週末を終え寮に戻ってくる上級生の出迎えをするらしい。
昔は1年生に対する暴力事件が問題になったことがあるらしい。
寮 生と
長期休暇
春・夏・ 冬の長期休暇中、寮は基本的に閉鎖される。大部分の寮生は帰省し、地元で過ごす。
ただ、研究などのために学校にいなければならない寮生については特別在寮の制度がある。
特別在寮期間は寮の食事は出ないので、自分でどうにかしなければならない(→平日は学食?)。
図 書館
敷地のほ ぼ中央に位置する建物の2Fにある。
工学系図 書に関しては県北一の蔵書を誇り、一般の人にも解放されている。
人・蔵書の出入りはゲートにより厳重に管理されている。蔵書をゲートから無断で持ち出そう とすれば即ゲートは閉鎖され、大音量のアラートとけたたましく赤く光るランプによって厳しく取り締まられる。たまに何も持ち出そうとしていない(もしくは 正規の帯出手続きをし た)にもかかわらず鳴って恥ずかしい思いをすることがある。
最近は迷惑な利用者への対策が強化されているようである。
夜間・休日などは専攻科生がアルバイトをしている。
新聞もけっこうそろっている(山陽・読売・毎日・朝日・日経・日 刊工業・津山朝日・JapanTimes)。
地 域共同
テクノ
センター
地域の進 展に寄与する(支援する)ために設置されている津山高専の一機関。
友朋会館 の向かい側に専用(?)の建物を建設(2F建て)。玄関は二重の自動ドアらしい。
二重の自動ドアを入ると・・・フロアの半分を占めるロビー。と思いきや、外から丸見えのオフィススペース。
 1F ロビー 受付 技術相談室など
 2F パソコン室 顕微鏡室 CAD室など
階段のデザインが微妙(外からも見える)。なにやらすごいものがたくさん(顕微鏡・測定器その他)。
2004年4月より一般開放。5月に開所式を行った。
産学官連携の窓口のような感じ。
公開講座の受付を行っている。
た ばこ
売店では タバコも売られている。吸うことのできる場所はというと・・・友朋会館北側のスペース(旧理髪店)である。しかし、このスペースのすぐ近くには自動販売機 もある。自動販売機のところに行こうと思えば必ずといっていいほど喫煙スペースの前を通らなければいけない。したがって、分煙は徹底されていないといえ る。
※友朋会館北側のスペース(旧理髪店)での喫煙は2004年4 月より禁止 → 自転車置き場横に移転
一方、未成年の学生の喫煙も後を絶たない。特にこのような学 生は喫煙場所以外の場所(トイレや非常階段、バイク置き場付近など)で喫煙をし、校内を汚して いる。
寮では成人に達した学生のみ居室での喫煙が許可されている。しかし、非喫煙者と喫煙者が同じ部屋になった場合、非喫煙者の権利が侵害される事例が見受けら れる。
※最近は特に未成年に対し、たばこの取締りが強化されているら しい。
弥生祭においても禁煙が徹底されつつある。
ア ルバイト
2003 年度までの校則では3学年以下は禁止。学生課で許可を得た場合にのみ長期休業中のアルバイトが可能。
しかし、3学年以下でも普段からアルバイトをしているケースが見受けられる。
けれども高校と違い、アルバイトで罰せられることも少ないようである(聞いたことがない)。
アルバイトの度合いによっては成績が低下する場合も珍しくはない。
4学年以上は深夜業などのふさわしくないものを除けば、アルバイトは自由である。
アルバイトの情報は校内の掲示板でも提供されている。多いものは家庭教師や プール監視員などである。
中にはアルバイトで接客に目覚め、その後の進路に大きなアドバンテージを得る学生もいる。
ちなみに、いったんアルバイトを始めると授業中に起きていられなくなる。
※アルバイト禁止の校則は2004年4月に廃止。
運 転免許と
交通マナー
学生の免 許取得制限は1999年から段階的に廃止された。現在は制限なし
通学に使用することができるのは、自転車、原動機付自転車、排気量125cc未満の自動二輪車、自動車(4学年以上、学外に駐車場を確保することが条件。 ただし、専攻科生は自動車通学に際して校内の駐車場を利用することのできる特権が与えられている)。
しかし特に規制緩和後、125cc以上の自動二輪車を校内や 周辺に 乗り入れたり、爆音をまきちらしたり(これらは特に3学年以 下?)、公共の駐車場に自動車を置 い て通 学したり、違法駐車したりして迷惑をかける者 などが後を絶たない。
事故も時々起こっている。
安全運転に心がけ、交通事故だけは絶対やらないように。あと凍結時のバイクはやめましょう。
校 内の治安
校内では 暴力事件などはほとんど起こらない。しかし、貴重品や教科書・自転車などの窃 盗事件が相次いでいる。
敷地内ではバイクなどが爆音を発して暴走し、授業などの妨げになるこ ともある。
バイク置き場や正門前(月ぎめ駐車場)ではよからぬ学生がたむろし、喫煙し ている。
治安は徐々に悪化しつつあるのかもしれない。
盗難警報発令中。 自分のものは自分でしっかり管理することが重要である。
バ イク
スクータ をはじめオンロード、オフロード、アメリカンなどなど125cc未満の小型車の品揃えは随一。特に黄色・ピンクナンバーは必見。常時100台以上あり。中 にはマジェスティ125ほかマニアックな品も・・・。なぜか125cc以上もおいてあったりする。規定により校名と番号の入ったステッカーをつけることに なっているが、どこにはってあるのかわからないものも多い。さいきん盗難が続出しているらしい。
月 極駐車場
主に4, 5年の学生が通学(もしくは寮生活)時の駐車場として利用(高専の持ち物ではないのでご注意)。
本科生の自動車の校内駐車が許可されていないためこのような形に。
もしかするとむやみやたらな自動車通学を制限する意味があるのでは?
しかし、3年生でも利用していたり、大型バイクの置き場(兼たむろば)とし ても利用されている。
金さえ払えればなんでもやっていいってもんじゃない。
このような駐車場は高専周辺には3ヶ所(おそらく)ある。値段は1ヶ月3000〜4000円である。
※2005年4月より周辺地域への125cc以上の自動二輪車 の乗り入れが禁止された模様。
沼 住居跡
高専の上 にある、弥生時代の人々の生活跡。竪穴式住居2棟と高床式倉庫が復元されていたのだが2002年、竪穴式住居のうち1棟が炎上、消失(不審火らしい、 2003年末ごろに再度復元、と思いきや2004年秋の台風で倒木の中に埋もれ接近不能に?)。小 学校の遠足の定番スポット。文化財センターも併設されており、観光客も時々見る。
ここにはけっこうな台数の入る駐車場も整備されているのだが、津山高専のよ からぬ学生が通学時に車を駐車、占拠して長年問題となっていた。2003年にな り学校当局が断固たる措置を発動したため、ここへの駐車はほとんどなくなった模様。
と思いきや、また満車に近くなっている。それに、まだ少し離れたところ にあるスポーツセンターの駐車場も。
※取り締まりの結果かなり減った模様(2004/4)。と思っ たらまたやってる(2005/1)。
ス ポーツ
センター
駐車場
スポーツ センターにはサッカー場・野球場・テニスコート等利用者のための広大な駐車場が整備されている。
この中でも問題の駐車場はゴルフ練習場の池の北側にあり、 ふ とときな高専生が通学時に車を止めるために利用している。8時40分近くに前を通るとほぼ満車になっていることも。そして3時ごろまでこの 状態が続く。
止 めることのできる台数は住居跡の2倍程度か。
※取り締まりの結果かなり減った模様(2004/4)、今度は 陸上競技場?
違 法駐車
対策
1.校 内・周辺の違法駐車の状況・車両の情報を記録(基本的に予告なし)
2.校内の違法駐車は1回目:警告書貼付2回目以降:輪止を行う。
3.悪質な周辺駐車などについて、ナンバープレートや車体の 情報(場合によっては写真)を掲示、自首を促す。
4.自首がない場合、陸運支局に照会し、所有者を割り出す。
5.該当する学生に対し処分を行う。
学 生会
何のため の組織かあまりよくわかっていない学生も多いようだが、年会費6,000円也。
会費は部活の備品購入や弥生祭の予算などに当てられる。
支払いを拒否するとどうなるかは・・・不明(授業料と一緒に自動引き落とし)。
運 動部
高専大会 だけでなく、美作地区 の高校総体でもしばしば上位に食い込んでいる。
強いのはバドミントン・ハンドボール・陸上・水泳など。予算もそこそこついている。
フットサルやロッククライミングの同好会があるらしい。
文 化部
■音楽系  吹奏楽部・軽音楽部
■技術系 情報総合研究会・システム研究部・夢工房
■その他 茶道部・美術部・将棋部(わりと強い)・写真同好会・映画創作同好会・囲碁同好会
アマチュア無線部はどこいったんだろう・・・。
ロ ボコン
高専でロ ボコンといえば?もっとも有名なのはNHK ロボコンだろう。映画にもなっている。残念なことに津山高専はあまり強くないので、地区大会(1回戦負け・・・)で終わってしまうこ ともよくある。だれか全国大会まで連れてってくれる人募集中。
津山高専が得意なのは、地震などの被災者を救助するためのロボットを作って出場する、レスキューロボットコンテストである(2004年優勝)。NHK よりもこっちのほうが役 に立つし、学問的にもよいのではないだろうか。
このほかには津山地域で独自開催しているロボットコンテストがある(こちらを 参照)。
プ ロコン
最近徐々 に注目されてきている全国高等学校プログラミングコンテスト。自由・課題・競技の3部門がある。
津山高専は自由部門でここ3年賞をもらっているらしい(うち二回最優秀賞
競技 部門はというと・・・がんばりましょう。
※出場しているのはシステム研究部ですが何か?
部 活の合宿
長期休暇 中に学校の教室に寝泊りして、部活の合宿を行っている。
運動部だけではなく文化部もやっているらしい。
この期間は教室に近づかないほうがよさそうな感じである(いろんな意味で)。
合宿時の電気代等は各部に請求される。
進 路
毎年50 人前後が進学している。それ以外は就職。
就 職
さまざま な企業から求人がくる。一人当たりの求人数は6〜9人前後。
最近は就職活動の時期もかなり早くなり、4年生の後半には就職に向け動き出さなければならない。
公務員(地方公共団体・防衛庁など)になる者も毎年何人かはいる。
企業出身の教員もいるのでそれらの企業への”パイプ”もある。
進 学
1.大学
3年次へ編入学する(大学によっては2年次に)。特に多いのは長岡豊橋にある技術科学大学(=高専卒業者向け)への編入学。年に数人は旧帝大(北海 道、東北、東京、名古屋、京都、大阪、九州、筑波)に合格・編入学し ている。
中には進路変更のため、センター試験にトライする学生もいる。
2.専攻科

最近進学者が増えつつある。詳しくは下を参照。
専 攻科
高専にお ける5年間の学習の後に、さらに高専に残って研究することにより専門性を深めるための場として2年間の専攻科課程が設けられていて、人気急上昇中。学位授 与機構による試 験に合 格すれば、大学卒と同じ学士(工学)の資格を得ることができる。社会人にも門戸が開かれており、社会人選抜制度や、2年間の課程を3年もしくはそれ以上か けて企業に在籍したまま履修できる「長期履修制度」も2003年より設けられている。津山高専に1998年より設置されている専攻は以下のとおり。
■機械・制御システム工学専攻 定員8名
 機械工学科と電子制御工学科が基礎となっている。
■電子・情報システム工学専攻 定員8名
 電気電子工学科と情報工学科が基礎となっている。
専 攻科のさらにくわしい情報はここをクリック。
JABEE
津山高専 では日本技術者教育認定機構(Japan Accreditation Board for Engineering Education, JABEE)の基準に沿った教育プログラムを提供するための取り組みを行っている。
JABEEに適合していると認定されるためには審査が必要で、これを通過するための取り組みが行われてきている。審査を通過すれば世界で通用するような技 術者を育成している教育プログラムということになるらしい。
本科4,5年と専攻科のカリキュラム(大学相当課程)が最も関係する。
いろいろ調べたところ津山高専の取り組みはまだ高専の中でも早いほうらしい。
※2004年、JABEEより正式に認定。
教育機関名:津山工業高等専門学校 専攻科機械・制御システム工学専攻
 認定プログラム名:機械・制御システム工学
 認定分野:機械および機械関連分野
教育機関名:津山工業高等専門学校 専攻科電子・情報システム工学専攻
 認定プログラム名:電子・情報システム工学
 認定分野:電気・電子・情報通信およびその関連分野
国 際交流
米国の工 科大 学(カレッジ)との交流を進めている。
2002年度より専攻科生を米国に送り込んでいるが、2004年から本科3年以上に対象が広げられている。
2004年5月に米国から学生が来日し、一週間ほど交流。
今後は中国などにも広げていくとかいかないとか。
※中国研修旅行の計画がとうとう発表に(大人気)そして無事帰ってきました。
知 的財産権
教育
特許や著 作権に関する教育に力を入れている。
最近は特許アイデアコンテストをやって、ジャンルを問わず学生からのアイデアを募集中。
優秀なものについては実際に特許として出願する予定。
弥 生会
津山高専 の同窓会。卒業時に終身会費5,000円を払い、入会する。
教員も多数、役員に名を連ねている(津山高専卒業生が教員だったりする)。
津 山高専出身の
ちょっとすごい人
津山高専 出身者にもいろいろな人がいます。そんな人々の一部を随時紹介。
・モデル ・作曲家 ・プロのロックバンド ・おもちゃ作家 ・地域の産学交流の”仕掛け人” ・ミニコミ誌の「謎の宇宙人」  ・外国で専門職に携わる人  ・自動車会社の副社長(確認中) ・津山高専の教員 ・アメリカでも知られる超伝導の研究者 ・堀江さんの会社に行った人 ・ソフトウェア会社の社長 などなど
公 開講座
一般市民 に対し、授業時間外に校内で教員が各種の講座を行っている。
主なものとしては、コンピュータ活用・社会学・語学・小中学生向けロボット工作などである。
講座に関する問い合わせは津山高専へ直接どうぞ。
産 学官連携
地方公共 団体や地域の企業と連携して、地域産業の振興のため活動している。
地域共同テクノセンター内ではたびたび企業・行政関係者が参加する会議等が行われている。
IT活用支援やステンレス加工など各分野の共同研究、出前講座などを行っている。
産 業展
津山市で 3年に一度行われる、地域産業の展示会。津山高専も実行委員会の中に入る形で参加している。
正式名称は「夢と技術の産業展」(字のサイズ等 は気にしない方向で)。
2004年の津山高専の展示ブースでは、各学科・共同研究・テクノセンターの紹介・成果物の展示が行われた。
けれども美作大学のブースより来訪者が少ないような気が・・・おそらく場所が悪いんですね。
国 立では
なくなる?
平成16 年度(2004)より独立行政法人国立高等専門学校機構の管轄になる。
これまで公務員だった職員の身分は公務員ではなくなる(例:教→ 教)という以外、現時点ではさほど大きな変化はないように 思える。
とおもったら、一般事業所と同じような扱いになるらしいので、校内の労働衛生関係の対策が厳しくなるらしい。
これに伴い、消防関係の設備などを改善。
さらに、各研究室に分配される研究費は大幅に減ったらしい。
独 立行政法人
国立高等専門
学校機構
国立高専 の元締め的存在(あまりよくわからんのですが)?
所在地:〒261−0014 千葉市美浜区若葉2−12(メディア教育開発センター制作棟1階)
ホームページ:http://www.kosen-k.go.jp/ ←他の高専の公式ページへはこちらからどうぞ
津 山高専の
これから
JABEE の認定校になりました(専攻科修了者はいずれ技術士の1次試験が免除になるはず)。
独立行政法人国立高等専門学校機構の管轄になりました。
生き残りに向け、将来構想を検討中らしい。
いろいろ大きく変わっていくことでしょうね。
高 専に入りたい人
入っている人への
メッセージ
・高専で は、5年間(今は+2年?)という長い期間、自主性をもって生活できる能力を、まず磨くことが全てである(OBの方よりいただきました、ありがとうござい ます)。
・自由とは、何でも自分の気の向くまま行動してよいということではない。自分の行動には責任を持つことが求められる。
・掲示板にある情報を1日に1回はチェックする。重要なもの(とくに授業料免除など)を見落とすと大変なことになる。
・努力が大事。授業を休まず出席し、工学実験のレポートをあきらめずに提出するよう努力すれば、留年はかなりの確率で避けられるだろう。
・在学中より、自分の意見をはっきり言えるように努力するなら、社会に出た後で(出ようとするときにも)役立つ。
・大学よりも低い年齢で専門の実践を深めることができるので、とことん専門をやれば下手に4年制大学に行くよりもすごいことができ、身によくつく。
・「もうガキじゃないんだから・・・」(某先生の言葉より。津山高専の教職員は学生に対し大人として接しているので学生のほうもそれなりに行動しなさいと いうことらしい。)
・学生一人当たり、それぞれが支払う授業料の10倍の金額が つぎ込まれているらしい(前校長の言葉より)。
・1日に1回は外に出て体を動かすように(前校長の言葉より)。

空欄の箇所は近々追加される予定の項目です。空欄でないところも徐々に変わっていっ てます。
そろそろ見にくくなってきたでしょうか。内容が増えすぎてすみません。
でも支障のない範囲で画像も追加していきたいです。ご意見がありましたら管理人まで。
このページはリンクフリーです。

(c)2003-2004 IzukiM Works All Rights Reserved. since 2003/11/19.